はらまるごはん

血糖コントロールレシピ&スイーツ

鰹節たっぷり香味みそ玉

減塩定食を考える時に一番ひっかかるのが、お味噌汁。

やっぱり塩分が高いのです。普通サイズのお椀に一杯のお味噌汁は塩分が1.5~2g。一日の塩分9g以下を考えると、1食あたりの塩分はお味噌汁でほとんどをとってしまいます。

でも味噌は発酵食品であって、体にメリットも沢山あるので毎日摂りたい食品の一つです。

そこで、味噌の量を半分に減らして鰹節の香味をきかせたみそ玉を作りました。

普段お味噌汁はお椀に適当にもりつけるので、実際に摂っている塩分の量は測りにくいのですが、みそ玉は1人分ずつつくる簡単インスタント味噌汁なので、塩分量が把握できます。

お汁の量が少なめの味噌汁にはなりますが、小さなお椀に盛り付けるとボリューム感も増します。

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鰹節たっぷり香味みそ玉

 

【材料】5人分(作りやすい分量)

みそ 大さじ2(36g) 乾燥わかめ 小さじ2(2g) 鰹節 1袋(2.5gパック×1)

油揚げ 青ねぎ 【作り方】

①味噌・鰹節・わかめを混ぜ合わせて5等分(1個約8g)し、丸めてラップに包む。

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②お椀に丸めたみそ玉を入れて、お湯100cc(1人分)を注いでみそ玉を溶かす。

③薬味や具材を入れてできあがり。

今回は、スーパーでよく販売されている手に入れやすい味噌をつかいました。味噌100g中の塩分量は9.9gと塩分量は平均的な量です。

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★ワンポイント

うま味成分の多い昆布、しいたけ、煮干しの粉等を使うと、相乗効果でよりうま味の多いお味噌汁になります。

薄味のものでも沢山食べると体に入る塩分量は多くなります。味噌汁の塩分量は多いですが、汁の量を少なくする事も日々の減塩のコツです。このみそ玉は、香り高い鰹節をたっぷり使い、味噌の量を少なくしており、溶かすお湯の量も少なくしています。通常のお味噌汁の2/3量ほどになります。もう少し汁の量を多くしたいときは、材料の1.5倍量で作ってみてください。

【栄養価(1人分)】

エネルギー50kcal タンパク質3.4g 炭水化物3.1g 脂質2.7g 食塩相当量0.9g