クミンシードのきんぴら

夏になると、スパイス料理が食べたくなります。スパイスの香りや刺激は、食欲を上げる効果があるのをしみじみと感じながら、スパイスの香りを味わいます。

スパイスは独特の香りを利用すると、少ない塩分でも料理を仕上げる事ができるので、減塩の方にもおすすめです。

今回はカレーの主要なスパイスであるクミンを紹介します。クミンはカレーの香りの主要スパイスで、辛みはありません。ほんのりカレー風味といったところでしょうか。それほど癖がないので、和・洋・中と様々な料理に使えます。私はシンプルに、ニンニクと塩で味付けをしたきんぴらをよく作ります。

クミンシードのきんぴら

【材料(2～3人分)】 にんじん…1本（約180ｇ） にんにく…1/2片 酒…大さじ1 食塩…小さじ1/4 クミンシード…小さじ1/4 油…大さじ1/2 【作り方】 ①にんじんは太めのスライサーで千切りにする。にんにくはみじん切りにする。 ②フライパンに油（オリーブ油等）とクミンシードを加えて、クミンシードの香りが立つまで弱火で炒める。 ③スライスしたにんじんと酒を加えて中火にして炒め、塩で味つけをする。

※ワンポイント ・クミンシード・にんにく・塩の組み合わせはどんな野菜でもよく合いますので、冷蔵庫にある野菜で作ってみてください。特にゴボウなどの根菜がおすすめです！ ・クミンシードは、香ばしく炒ってカレーに加えたり、米と一緒に炊くと香りのよいクミンライスになります。

【栄養価（１人分）】 エネルギー 38 kcal タンパク質 0.3 g 脂質 1.8 g 炭水化物 4.4 g 食塩相当量 1.2 g 食物繊維 0.4 g

【クミン】

・食欲増進、消化促進効果があります。クミンシード（ホール）は、スタータースパイスと呼ばれ、調理の最初にしっかり油で炒めることにより、香りをしっかり引き出せるスパイスとして使われています。