ツナとキャベツのレモンパスタ(春雨パスタ)
糖尿病性腎症で一日に食べるタンパク質量のコントロールが必要な患者さんへ紹介したレシピです。
糖尿病性腎症は、糖尿病の合併症の一つです。腎臓の機能が低下しているため、タンパク質や食塩の摂取を控えて腎臓の負担を少なくする食事療法を行います。
タンパク質は肉や魚だけでなく、主食であるご飯や麺にも含まれています。主食の中では特にパスタはタンパク質量が多いのですが、タンパク質が含まれない春雨と混ぜる事によりタンパク質量を減らしました。全て春雨で作っても美味しいのですが、パスタの風味を残しつつもタンパク質を控えたレシピに仕上げました。
ツナとキャベツのレモンパスタ(春雨パスタ)
◇材料(1人分)
スパゲッティ(ゆで時間3分の細麺) 40g 春雨 (ゆで時間3~4分) 40g
キャベツ 100g
ツナ缶(オイル入り70g缶) 1/2缶 レモン汁 大さじ1 食塩 1g(小さじ1/5) こしょう 少々 オリーブ油 小さじ2
※パスタと春雨のゆで時間が同じくらいのものが作りやすいです。ゆで時間が違うものなら、ゆで時間が長い方を先にゆではじめ、後からゆで時間の短い方を加えてゆであがり時間を合わせてください。
◇作り方
1.ツナ、レモン汁、食塩、こしょう、オリーブ油をボールに合わせておく。(ツナの油はきらずに使う) 2.お湯をたっぷり沸かして(塩は入れない)、スパゲッティと春雨(春雨パスタ)をゆでる。 3.キャベツをざく切りにして、春雨パスタのゆであがり1分前に鍋に入れて一緒にゆでる。
4.ざるに上げてお湯をきり、ボールのツナソースと和える。
栄養価(1人分) エネルギー 485kcal 炭水化物 70.5g 脂質 16.7g タンパク質 12.1g 食塩相当量 1.3g 食物繊維 4.7g カリウム 238㎎ リン 129㎎
※タンパク質制限がある方に向けた低タンパクパスタも販売されています。