手作りスポーツドリンクのレシピ!とスポーツドリンクの使い方について
息子の部活では熱中症予防の為にスポーツドリンク2L以上持参の指示がでました。
息子は甘い飲料が苦手なので、慣れるまでは大変。
様々なスポーツドリンクを試した結果、
甘さ控えめのもの(ハイポトニック飲料)ならなんとか飲めるようになりました。
スポーツドリンクとは
発汗により失われた水分と電解質(イオン)を体内にスムーズに補給するために作られた、体液に近いイオンバランスを持った清涼飲料水です。
日本体育協会では、発汗量が多く、
運動時間が長い運動中の飲料では
0.1~0.2%の塩分(ナトリウムに換算すると40~80㎎/100ml)、4~8%の糖分を含むドリンクを推奨しています。
糖質濃度が2.5~8%含まれていると、胃から腸への移動時間が早くなり、水分の吸収効率がよくなるという報告があります。
これをまとめますと
100ml当り
ナトリウム 40~80㎎
食塩相当量 0.1~0.2g
糖質 2.5g~8%
スポーツドリンクの栄養成分表示をみて
この範囲に収まっていたら大丈夫です。
スポーツドリンクはだいたいこの栄養成分に収まっています。
簡単手作りスポーツドリンクのレシピ
スポーツドリンクは買うもののイメージが強いですが、
実は簡単に作れます。
水にお好みの塩と糖分をスポーツドリンクに最適な濃度にになるように調整するだけです。
【材料】
水 1リットル
食塩 小さじ1/3(1.5g)
レモン汁 大さじ2(30g)
はちみつ 大さじ2(48g)
(砂糖で作るなら大さじ2~3杯)
【作り方】
①はちみつ、レモン汁、食塩を少量の水で溶かす。
残りの水を合わせて混ぜたらできあがり。
お好みでお酢を少量足しても美味しいです。
血糖値のコントロールをしている方は、
はちみつをラカントなどの甘味料にかえてもいいですね。
使い方を間違えると怖いスポーツドリンク
ですがこのスポーツドリンク、
使い方を誤ると体に大きな負担になります。
スポーツドリンクの糖質は飲料としてはかなり多く、
多い物では500mlのペットボトルにスティックシュガー10本以上もの糖質が含まれている物もあります。
10本分の砂糖をそのまま食べられなくても、
飲料にしてしまうと喉を通過できてしまうのです。
若くして
2型糖尿病を発症する人の多くが、
飲料から大量の糖質摂取をする習慣があります。
スポーツドリンクは汗をかいたら必要。
健康によいとのイメージを持ち続けると危険です。
長時間のスポーツ時ならスポーツドリンクでもいいけど、
普段は水かお茶で水分補給!!!
うちでは息子にしつこく言い聞かせています。
部活の水筒にはスポーツドリンクを入れても、
家の冷蔵庫のストックはお茶や水にする。
これだけでも、将来の生活習慣病患者さんを減らせるかもしれません。