歩き方を意識してみる

栄養カウンセリングでは運動についてのアドバイスもします。

やはり人気はウォーキングですが、運動習慣がない方に急にウォーキングを勧めても続かない事が少なくありません。

その原因の一つはケガです。

特に多いのが膝ですが、たまにかかとを痛める方もいます。

膝を痛める方の歩き方で多いのは、内またや外また等でまっすぐに蹴りだしができていない歩き方です。

歩くとどうも膝が痛いという方にぜひ意識してみてほしい事があります。

『かかとで地面をとらえて親指で地面をけるようにして歩く』

上の写真左側の方は正面から見ると靴の裏が見えています。

かかとで地面をとらえようとすると、このように地面に向かってまっすぐと足をだす意識ができます。

次に親指で地面を蹴りだすように歩きます。

かかとと足の親指の２点を意識するだけでもまっすぐに蹴りだしができるようになります。

「かかとで地面をとらえて親指で地面をける」

やってみるとわかりますが、まず歩行時の姿勢がよくなります。そして足首回りやふくらはぎの筋肉がしっかり使われているのがわかります。

人は毎日必ず歩きます。

歩く姿勢や歩き方を少し意識しただけで、呼吸が整いしっかりと筋肉を使うようになることで消費エネルギーが上がります。

特に運動量を増やさなくても歩き方を変えただけで、体重コントロールができた方もいます。

かかとを痛める方は靴が合っていない事が多いです。

クッションのない、平らな固い靴ではかかとの衝撃が強くなります。歩く前に靴のチェックもお願いしますね(^-^)v